☆人気
上位人気馬の信頼度は高く、勝ち馬の90％、連対馬の70％を1-4人気の馬が占めています。特に1-2人気の馬の信頼度は抜群で3着以内馬30頭中15頭(50%)を占めます。1人気の成績は悪くはありませんが6勝、3着以内馬8頭を出している2人気の信頼度が最も高いようです。連対馬の単勝オッズは20倍以下の馬が90％を占めています。過去10年間はすべてフルゲート18頭で行われているレースですが2ケタ人気の激走は3頭のみ。あまり人気がなさ過ぎる馬を狙うのはどうか？

☆3連単配当
どうしても2008年の1000万馬券に目が入ってしまいますが平穏な決着が多いようです。この年以外は1人気か2人気の馬が勝っているので仕方ないでしょうね。

☆所属
10年間では関西馬が圧倒的な実績を残していますが近3年は3着以内馬の半数以上を関東馬が占めています。巻き返しの傾向にあるとも言えそう。

☆脚質
◎は中団からの差し馬。逃げ・先行勢は苦戦気味です。四角を上位で通過した馬は撃沈、後続からの馬の目標にしかなっていません。逃げ・先行馬はよほど力が無い限り、馬券に絡むのが難しそう。

☆枠順

10年間で3着以内馬が出ていない4枠は縁起が悪いですね。3着以内馬全体で見ると内・外であまり差は見られませんが、勝ち馬、連対馬で見た場合だと内(1-4枠)の不振がかなり目立ちます。上位人気馬が強い傾向と併せて考えると力のある馬はゴチャ付いたり、前が開かないなどの不利がある内よりも外を回って力を出し切れる外枠の方がいいのではないでしょうか。

【京都芝2000ｍ・内回り】

　スタンド前直線半ばからスタート。1コーナーまでの直線距離は309m。1コーナーが近いので直線だけで並びが決まらず、2コーナー過ぎまで先行争いが持ち越されがち。各馬が控えてスローになれば、コース形態上、当然、前が残るが、先行争いが激しくなると、一転して前崩れの波乱になる。秋華賞はこのケースになりやすい。
　ゴール前直線が短く先行有利のように見えるが、コーナーでゴチャつくため先行馬は馬群で揉まれやすく数字以上に消耗しやすい。そのため向正面で楽ができる差し馬が活躍するシーンも多く、向正面からマクる戦法も通用している。馬の脚質としては、長い脚よりも、一瞬の脚の有無が重要。
　乗り難しいコース形態で波乱が起きやすい。他のコースに比べて騎手の腕も重要な要素であり、このコースを熟知しているリーディング上位騎手を狙いたい 。
Point
・下級条件は逃げ、先行馬が中心だが、クラスが上がるに連れて差し馬の台頭が多くなる
・直線が短いため、長い脚よりも、一瞬の脚が重要
・乗り難しいコースであり、他のコースに比べて騎手の腕も重要となる
3歳OPクラス実績(勝ち馬実績)
逃げ0.0% 先行16.7% 差し83.3% 追込0.0%
※集計は08.10.11～11.07.24

～特注種牡馬～
グラスワンダー：5-4-2-15/26]
勝率19.2%､連対率34.6%､複勝率42.3% 単回値230､複回値121

[ゼンノロブロイ：5-2-1-14/22]
勝率22.7%､連対率31.8%､複勝率36.4% 単回値115､複回値87

[ネオユニヴァース：9-7-8-35/59]
勝率15.3%､連対率27.1%､複勝率40.7% 単回値43､複回値94

競馬LABより

　　　　

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